今回の内容はコチラ(目次です)
習慣づけの正しい方法
- 「何かを始めようと思ってもなかなか手につかない」
- 「せっかく始めたのに続かない」
思い立った当初は、「よっしゃ!、やるぞ!」と膨らんだ気持ちがひゅるひゅると穴の開いた風船のようにしぼんでしまい、しょぼくれたことのある人も多いのではないでしょうか。
あるいは、あの人はエネルギッシュで何でもできるのに、「どうして自分は動けないんだろう」
なんて考えてしまうこともあるかもしれません。
でも、実はできる人と、できない人の間に能力の差なんてほとんどないのです。
こんなことを言うと、でも実際に差があるじゃないかと思ってしまうでしょう。
先ほど能力の差はほとんどないと言いました。ほとんどというのがミソで、確かにさはゼロではありません。ただし、そのさはほんのわずか。
では、その差とは何でしょうか。
それは、習慣付けができているかどうか
これに尽きます。
そして、習慣付けに必要な事は2つしかないと言われています。
それは、
1、自分はできると言うマインド
2、適切なやり方
できる人は1も2も持っています。
まぁまぁの人は、どちらか片方を持っていて、
あまりできない人は両方持っていない。
まずは、これだけをしっかりと脳みそにグリグリ刻んでおけば、絶対に大丈夫。
何か、障害があるとか特殊な事情がなければほとんどの人は自分の望む何かを達成できると断言します
適切なやり方について
例えば、
「ランニングを始めよう」
「英会話を始めたい」
「絶対ダイエットを成功させる」
「なるべく起こらないような人になりたい」
なんて目標持った時、どんなふうに始めたら良いのでしょうか。
人によっては、「とにかくがむしゃらにやるとか」まずは「形だよね」と言ってアイテムを物色したりとか、まさに千差万別。人によりいろいろな入り方があると思います。
でもこのやり方というのが曲者で、ここを間違えてしまうと誰であってもうまくいかない。とにかく根気だと言って、目をつぶって走り出すのが、典型的なダメなパターン。イチローでも、ホリエモンでも間違いなく失敗します。
ではそのやり方とは
いろいろありますが、まず多くの人が間違いやすい3つの点に絞って紹介してみたいと思います。
そんじゃ張り切っていってみよう
1、ベビーステップ
最初はとにかく小さく始めるのがコツそして、必ず毎日続けることが肝。
01
毎日本を10分だけ読む毎日1行だけ読む毎日本の表紙だけを5秒眺める
2
毎日10分だけ走る毎日10分散歩する毎日ジャージだけ着てみる
毎日続けられないと言う事は、負荷が大きすぎると言うことです。これでもかと言う位しょぼいゴールを設定しましょう。1日でもサボってしまったら、さらに負荷を下げる。
周りの人がびっくりする位、負荷を下げましょう。下げて下げて、最終的には1日10秒妄想すると言うレベルまで下げてokです。
2、15秒ルール、ワンアクションルール
何か習慣を身に付けたいときは、それをするのにハードルとなる時間や手間アクションを極力少なくしましょう。
(例1)
本を読むのに本棚から出す机の上に出しておくようページを開いておく
(例2)
前の日の夜にランニングウェアやシューズを準備しておくウェアを着て寝る
反対に何か辞めたい習慣から抜けたいと言う時は一手間かけることでその辞めたい悪習慣へのハードルが上がり抜けやすくなるそうです
スマホを辞めたい→ひたすら我慢→必ず電源を落とす→引き出しに片付ける
そういえば東大生の多くは勉強中はすまほーを切るか別の部屋に置いておくとかしてるそうですね。
3、歯磨き理論
適切な方法をとりつつ、習慣付けには必ず時間が必要です。ある研究に
よれば、大体8週間できた事はその後もくもなく習慣として続けられるようです。
ここでぜひ思い起こしてほしいことがあります。
それは歯磨きです。
もう覚えてない人も多いかもしれませんが、小さい子供の頃、毎日の歯磨きはきっと面倒だったり、嫌だったりしたのではないでしょうか。でも、いつの間にかそれが当たり前になり、いつの間にか歯磨きしないと気持ち悪いほどに習慣付けられていったのです。
ダイエットでもランニングでも英会話でも、習慣付けられていないことを始めるのは大変です。そして、今季だけに頼ってスタートしたほとんどの人が挫折します。さらには、挫折体験が、自分はダメだと言う学習効果を生み、成長のデフレスパイラルに落ち込んでしまいます。
一方、上で紹介した適切な方法を踏んでゆっくり始めることで、ほとんどの人は2ヶ月程度で習慣付けられ、歯磨きしないと気持ち悪いレベルまで達することができるといえます。どうでしょうか。なんだかやれそうだと思えてきませんか
いやこれでも無理だと思う人は別のやり方を考えるとして、少しでもできそうかもと思えたなら、だまされたと思って、今日から早速取り入れてみてはいかがでしょうか。
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